冬になったら訪れたい、新潟の三大冬祭り

2018.11.30

十日町雪まつり

新潟県では毎冬、見応えのある祭りが開催されます。中でも以下の3つの祭りは、訪れた人には忘れられない思い出となるでしょう。

十日町雪まつり

十日町雪まつり

十日町雪まつりは冬を楽しむ祭りです。「雪国」として知られている十日町は、毎年平均2〜3メートルの積雪があります。この大雪を活用し、新潟南部の奥地に色彩と楽しみを運んでくる雪まつりが開催されるようになりました。

1950年に初めて開催された十日町雪まつりは、毎年2月の第三週の週末に行われます。祭りは金曜日の夜に始まり、日曜日の午後まで続きます。プロの彫刻師の作品はもちろん、地元の有志チームや学校の生徒たちが作成した、大小様々なサイズの60を超える迫力ある雪像が町内のあちこちに設置されています。雪像は、人気のキャラクターのトトロや、ハリウッド映画をテーマにしたもの、ひときわ印象的なオリジナル作品もあります。

3日間の開催期間中、観光客はスノースポーツに挑戦したり、かまくらの中に入って地元料理を楽しんだり、地場産業である織物をお披露目する優雅な着物ショーを楽しむことができます。祭りのクライマックスは、土曜日の夜に行われる迫力のある雪上カーニバルです。地元の人や観光客がみな雪の巨大ステージの前に集まり、コンサート、光のショー、花火などを楽しみます。

十日町駅から雪像展示場所までは、徒歩かバスで行くことができます。バスの1日券は500円です。また、バスの乗り放題およびその他サービスのついた雪まつりパスポートは2,500円(当日券は3,000円)です。
詳細は公式ウェブサイトをご覧下さい。

小出国際雪合戦

小出国際雪合戦

「雪合戦」は文字通り雪の戦いと書きますが、新潟の一番楽しい冬のお祭り「小出国際雪合戦」の名前を指すのにぴったりです。新潟の小出地区は、1535年に日本で最初の「雪合戦」が行われたと言われています。

越後の二人の武将上杉定憲と長尾為景は、1535年の早春、領土をかけて互いに争っていました。当時も新潟の冬らしく大量の積雪があり、二人の武将は激しい戦いに疲労困憊し、勝負がつかないまま雪原に膝をついていました。その時、長尾為景がひとつかみの雪を上杉定憲に投げつけ、これが雪合戦の歴史の始まりとなりました。この史実にもとづき、国際雪合戦が始まり30年以上にわたり毎年開催されています。

小出国際雪合戦

参加チーム(5人編成)は事前登録が必要で、雪合戦当日は、往時の武将のように戦います。参加者は、イベントを楽しく盛り上げること間違いなしのコスチュームでの参加を奨励されています(強制ではありませんが)。

このイベントは響きの森公園で行われ、会場には地酒の利き酒を含み、たくさんの料理や食べ物が準備されています。2019年は、2月10日(日)に開催されます。詳細については、登録の受け付けが始まる頃にイベントのウェブサイトに最新情報が掲載されますので、そちらをご覧下さい。

浦佐裸押合大祭

浦佐裸押合大祭

毎年3月3日に開催される浦佐裸押合大祭は、信仰心に一風変わった雰囲気が加わった祭りです。祭りは1,200年前に建てられた美しい毘沙門堂を中心に行われます。歴史によると、財宝神ならびに武神の毘沙門に誰よりも早くお参りしたいという思いから、全裸の男たちが互いに押し合い参拝したことが起源となっています。このならわしが、冬の間の厄を祓い幸運を招くと恒例行事となり、現在では日本の奇祭の一つとして数えられています。

今日、参加の決まりは少し緩和され、参加者はふんどし、はちまき、雪駄を身につけます。しかし暦では立春を過ぎても極寒の新潟で、裸同然の軽装での参加は大変厳しいものです。少しでも身体を温めるために、参加者たちが日本でも有数の酒所である新潟の地酒をひっかけるのを目にするかも知れません。

浦佐裸押合大祭

メインイベントは日没後に行われますが、祭りは終日楽しむことができます。舞台での出し物やゲーム、門前の通りにはたくさんのおいしい食べものが販売されています。早めに行って、その場の雰囲気を堪能してください。

浦佐の毘沙門堂はJR浦佐駅から徒歩5分の場所にあります。成田空港から新潟市への便利な直通バスもあります。新潟市から浦佐へは、上越新幹線で35分です。

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WRITTEN BY CELIA and KIM